【裏組織】国家機密を見てしまった女の記憶を消しに来た黒服がマジでヤバい!!!

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ピンポーン

…………

ピンポーン

ガチャ

黒服「あ」

女「え」

黒服「…………」

女「…………」

黒服「……いや、その、悪い。まさか着替え中だとは思わなくてな」

女「…………」

黒服「そんな怪訝そうな顔しないでくれ。怪しいやつに見えるだろう? その通り怪しい者だ。でも怪しいだけで、悪い人間じゃあない」

女「…………」

黒服「だからまあ、話だけでもいいから聞いてくれねえか? 俺だってなにも、好きで風呂上りのひと時を邪魔したわけじゃないんだ。話せばわかるはずだ」

女「…………とりあえず、ドアを閉めていただけますか? 着替えの途中ですので」

黒服「……ああ、そいつは悪かった」

 

 

五分後

黒服「悪いな茶まで出してもらって。いきなり押し掛けたってのに」

女「いえ、これくらいなんでもありませんから」

黒服「しかし俺が言うのもなんだが、近ごろの若い女ってのはみんなあんたみたいな具合なのか?」

女「あんたみたい、と言いますと」

黒服「突然訪ねてきた目的も得体もしれない男を、ほいほい一人暮らしの部屋に上げるのかってことさ」

女「さあ、どうなんでしょう」

黒服「堅苦しい喋り方するな、あんた。やめてくれよ敬語なんて」

女「年上の方とお見受けしましたので」

黒服「そりゃ大学生のあんたからすれば俺なんてもうおっさんに見えるかもしれないけどな、でも自分ではまだまだ若いつもりなんだ。
良い年頃の娘さんに下手に出られるっていうのが、実は結構心にくるんだよ。頼むから、もうちょい気安く接してくれねえか?」

女「はあ。そういうことなら」

 

黒服「一つ聞いてもいいかい?」

女「どうぞ……じゃなくて、えっと、いいよ」

黒服「嬢ちゃん、ヤクザ者の情婦かなにかか?」

女「どういう意味?」

黒服「肝が据わってるってことさ。俺はこの仕事結構長いんだがな、大体俺がこんな風に押し掛けると、普通の人間はもっと取り乱すもんだよ」

女「でも悪い人ではないって言ってたし」

黒服「えらく素直だな嬢ちゃん。悪い人は自分のことを『悪い人です』なんて言ってくれねえぞ」

女「そうなの?」

黒服「自分のことを『悪い人です』なんていうやつは、大体いい人間だな」

女「じゃああなたはほんとは悪い人なの?」

黒服「どう見える?」

女「いい人に見える」

黒服「そうかそうか。なんかあんたと話してると、どうにも調子が狂うよ」

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